iOSに“脱獄”につながる未対策の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2022.08.10(水)

iOSに“脱獄”につながる未対策の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Apple社が提供するiOSのカーネル“Jailbreak”(脱獄)につながる脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月27日、Apple社が提供するiOSのカーネル“Jailbreak”(脱獄)につながる脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点で対策方法は公表されていない。影響を受けるシステムは次の通り。

・iOS 11 から 13.5 で動作する端末
(iOS 12.3 から 12.3.2 および iOS 12.4.2 から 12.4.5 は除く)

iOS のカーネルには、カーネル権限でのコード実行が可能となる脆弱性が存在する。この脆弱性を利用して端末を“脱獄”させるツール「unc0ver 5.0」が公開されており、この手法はPointer Authentication Code (PAC) をサポートするCPUを搭載した比較的新しいiOS端末でも有効であることが報告されている。

この脆弱性により、悪意のあるアプリを端末にインストールすることで、iOS のサンドボックスや他の保護機構を回避され、任意のコードが実行される可能性がある。JVNでは、Apple から提供される情報を注視し、iOS を常に最新の状態にアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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