独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月25日、サイボウズ株式会社が提供するグループウェア「サイボウズ Garoon」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。サイボウズの脆弱性情報に合わせ、2つの脆弱性情報を公開している。脆弱性は、複数のバージョンで複数報告されており、サイボウズではこれらの脆弱性に対応した「4.10 Service Pack 2」「5.0.0」および「5.0 Service Pack 1」をリリースしている。「緊急」の脆弱性はないものの、SQLインジェクションやオープンリダイレクトの脆弱性は「重要」とされており、JVNでは開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Microsoft Windows における SMB の圧縮機能の実装不備に起因するバッファーオーバーフローの脆弱性により任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.27 Mon 8:15