独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月7日、Periscope Holdings, Inc.が提供する「BuySpeed」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.5。「BuySpeed version 14.5」には、保存された任意のJavaScriptを無害化せずに表示する、格納型のXSSの脆弱性(CVE-2020-9056)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ローカルの認証された攻撃者によって当該製品に保存された任意のJavaScriptを、ユーザのWebブラウザ上で実行される可能性がある。現時点で対策方法は公開されていない。