株式会社カスペルスキーは8月29日、2019年第2四半期(4月~6月)のサイバー脅威レポートを公開した。これは、8月19日のKasperskyの発表を基づいたもの。レポートによると、同四半期にランサムウェアによる攻撃を検知したコンピュータは、重複を除き23万2,292台で、前年同期(15万8,921台)から46%増加した。ランサムウェアの攻撃に遭遇したユニークユーザの割合が高い国の上位は、バングラデシュ(9%)、ウズベキスタン(6%)、モザンビーク(4%)となっている。同四半期にもっとも頻繁に攻撃したランサムウェアファミリーは、依然として「WannaCry」で、同社製品で検知したランサムウェアによる攻撃全体の23.4%を占めた。また、作成者が配布をやめると発表した「GandCrab」が13.8%で2位となっている。
Apache Tomcat の Windows 版において CGI のパラメータ処理の不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.8.27 Tue 10:10