◆概要
Apache Tomcat の Windows 版に、遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。攻撃者に当該脆弱性を悪用されてしまった場合は、Apache Tomcat を稼働している権限で、制御権を奪われてしまいます。アップデートにより対策してください。
◆分析者コメント
幅広いバージョンの Apache Tomcat が当該脆弱性の影響を受けますが、脆弱性を悪用するには、対象の Apache Tomcat で CGI スクリプトの実行が有効化されている必要があり、対象ホストで稼働している CGI スクリプトのパスがわかっている必要があります。根本的な対策にはアップデートが必要ですが、設定 XML ファイルの編集により CGI スクリプトを無効化することでも対策可能です。アップデートに加えて、必要のない CGI スクリプトの削除を推奨します。
◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3]
8.1
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-0232&vector=AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
[CVSS v2]
9.3
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2019-0232&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C)
◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの Apache Tomcat が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。Windows にインストールされた Apache Tomcat のみが影響を受けます。
- Apache Tomcat 7 系: 7.0.0 - 7.0.93
- Apache Tomcat 8 系: 8.5.0 - 8.5.39
- Apache Tomcat 9 系: 9.0.0 M1 - 9.0.17
◆解説
アプリケーションサーバソフトウェアとして、世界的に普及している Apache Tomcat に、遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。
Apache Tomcat の Windows 版に、遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。攻撃者に当該脆弱性を悪用されてしまった場合は、Apache Tomcat を稼働している権限で、制御権を奪われてしまいます。アップデートにより対策してください。
◆分析者コメント
幅広いバージョンの Apache Tomcat が当該脆弱性の影響を受けますが、脆弱性を悪用するには、対象の Apache Tomcat で CGI スクリプトの実行が有効化されている必要があり、対象ホストで稼働している CGI スクリプトのパスがわかっている必要があります。根本的な対策にはアップデートが必要ですが、設定 XML ファイルの編集により CGI スクリプトを無効化することでも対策可能です。アップデートに加えて、必要のない CGI スクリプトの削除を推奨します。
◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3]
8.1
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-0232&vector=AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
[CVSS v2]
9.3
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2019-0232&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C)
◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの Apache Tomcat が当該脆弱性の影響を受けると報告されています。Windows にインストールされた Apache Tomcat のみが影響を受けます。
- Apache Tomcat 7 系: 7.0.0 - 7.0.93
- Apache Tomcat 8 系: 8.5.0 - 8.5.39
- Apache Tomcat 9 系: 9.0.0 M1 - 9.0.17
◆解説
アプリケーションサーバソフトウェアとして、世界的に普及している Apache Tomcat に、遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。