株式会社カスペルスキーは10月5日、法人向けのハイブリッドクラウド用セキュリティ製品「Kaspersky Hybrid Cloud Security」を発表した。同日よりパートナー企業経由で販売を開始する。パブリッククラウド、プライベートクラウドやオンプレミスなど、仮想環境と物理環境を組み合わせたハイブリッドクラウド環境全体を一括して可視化し、透過的かつ効率的な保護・管理を可能にする製品。同製品は、仮想インフラストラクチャ用セキュリティ製品「Kaspersky Security for Virtualization」の後継となる製品で、新たに「Kaspersky Security for Virtualization 5.0 - Agentless(英語版)」および「Kaspersky Security for Virtualization 5.0 - Light Agent」が追加された。Windowsサーバ、Linuxサーバのほか、AWSおよびAzureのAPIを使用することで、ハイブリッドクラウド環境のセキュリティを単一のコンソールで管理可能にした。ライセンスは「Standard」と「Enterprise」の2種類を用意。また、保護対象環境に応じたライセンスオブジェクト(課金単位)を用意しており、CPU数、デスクトップ(VDI)数、サーバOS数に基づいたライセンスを購入する。