株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は7月9日、2018年6月のモバイルマルウェアについて発表した。6月の主な傾向として、「不要な埋め込み広告モジュールを含むさらに多くのアプリケーションをGoogle Play上で検出」および「危険なスパイウェアの拡散」の2つを挙げている。
Doctor Webのスペシャリストは6月初め、不要な広告モジュール「Adware.Appalytic.1.origin」を含んだ37の新たなアプリケーションをGoogle Play上で検出した。このモジュールは、さまざまなアプリケーションやゲームをダウンロード・インストールするよう要求するほか、広告されているプログラムのページをGoogle Play上で開くことができる。