◆概要
git コマンドに値検証不備に起因する遠隔コード実行の脆弱性が報告されています。攻撃者が作成した悪意のあるレポジトリに対して git コマンドを実行した際に、任意のコードが実行されてしまう可能性があります。アップデート
により対策してください。
◆分析者コメント
クライアントの動作が必要となる脆弱性であり、あまり対策が及ばないと考えられる脆弱性ですが、ソフトウェアによっては暗黙的に使われている可能性が高いコマンドであると考えられます。日頃 git コマンドが参照しているリポジトリが汚染されてしまった場合は、被害を受けてしまう可能性があるため、アップデートにより対策することを推奨します。
◆深刻度(CVSS)
本記事執筆時点 (2018 年 6 月 7 日) で CVSS 値の情報公開を確認していません。
◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの git コマンドが影響を受けると報告されています。
・GIT 2.17
・GIT 2.16.3
・GIT 2.16
・GIT 2.15.1
・GIT 2.15
・GIT 2.14.3
・GIT 2.14.2
・GIT 2.14.1
・GIT 2.14
・GIT 2.13.6
・GIT 2.13.5
・GIT 2.13.4
・GIT 2.13.3
・GIT 2.13.2
・GIT 2.13.1
・GIT 2.13
◆解説
git コマンドに、ディレクトリトラバーサルにより遠隔から任意のコマンドが実行可能となる脆弱性が報告されています。
git コマンドに値検証不備に起因する遠隔コード実行の脆弱性が報告されています。攻撃者が作成した悪意のあるレポジトリに対して git コマンドを実行した際に、任意のコードが実行されてしまう可能性があります。アップデート
により対策してください。
◆分析者コメント
クライアントの動作が必要となる脆弱性であり、あまり対策が及ばないと考えられる脆弱性ですが、ソフトウェアによっては暗黙的に使われている可能性が高いコマンドであると考えられます。日頃 git コマンドが参照しているリポジトリが汚染されてしまった場合は、被害を受けてしまう可能性があるため、アップデートにより対策することを推奨します。
◆深刻度(CVSS)
本記事執筆時点 (2018 年 6 月 7 日) で CVSS 値の情報公開を確認していません。
◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの git コマンドが影響を受けると報告されています。
・GIT 2.17
・GIT 2.16.3
・GIT 2.16
・GIT 2.15.1
・GIT 2.15
・GIT 2.14.3
・GIT 2.14.2
・GIT 2.14.1
・GIT 2.14
・GIT 2.13.6
・GIT 2.13.5
・GIT 2.13.4
・GIT 2.13.3
・GIT 2.13.2
・GIT 2.13.1
・GIT 2.13
◆解説
git コマンドに、ディレクトリトラバーサルにより遠隔から任意のコマンドが実行可能となる脆弱性が報告されています。