適切なセキュリティを考慮した暗号設定を行うためのガイドラインを公開(IPA) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

適切なセキュリティを考慮した暗号設定を行うためのガイドラインを公開(IPA)

IPAは、「SSL/TLS暗号設定ガイドライン~安全なウェブサイトのために(暗号設定対策編)~」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は5月8日、「SSL/TLS暗号設定ガイドライン~安全なウェブサイトのために(暗号設定対策編)~」を公開した。これは、SSL/TLSサーバの構築者や運営者が適切なセキュリティを考慮した暗号設定ができるようにするためのガイドライン。Appendixには、4章から6章までの設定状況を確認するためのチェックリスト等を記載。チェックリストは、「選択した設定基準に対応した要求設定項目の設定忘れの防止」と「サーバ構築の作業受託先が適切に要求設定項目を設定したことの確認」を行うためのものとなっている。

同ガイドラインは、「様々な利用上の判断材料も加味した合理的な根拠」を重視し、実現すべき安全性と必要となる相互接続性とのトレードオフを踏まえたうえで、実際に設定すべき「要求設定項目」として3つの設定基準(「高セキュリティ型」「推奨セキュリティ型」「セキュリティ例外型」)を提示している。また同ガイドラインは、「安全なウェブサイトの作り方」とともに適切な暗号設定をする資料のひとつとして活用できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×