総務省は2月23日、平成30年の「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の受賞者を決定し、公表した。同賞は、企業・団体等サイバーセキュリティ対応の最前線(現場)において優れた功績があり、今後さらなる活躍が期待される個人・団体を表彰するもので、平成29年より実施している。表彰式は平成30年2月中に総務省内において行う予定。今回の受賞者と功績の概要は次の通り。・個人(五十音順)篠田佳奈氏(株式会社BLUE 代表取締役) 広い人脈を活用して、海外の先鋭的な実務者と国内のエンジニアの交流を図る国際会議「CODE BLUE」を立ち上げ、日本で海外各国の実務者の最新の考え方や知識を入手できる場を構築している。外谷渉氏(株式会社ラック 研究員) 視覚障がいがありながら、セキュリティ診断などセキュリティ関連分野の研究・開発に従事するだけでなく、自身の知見をさまざまな媒体を通して発信することにより、サイバーセキュリティ分野でも視覚障がい者が活躍できることを明らかにしている。・団体Recruit-CSIRT(代表:鴨志田昭輝氏) 高度なAPT攻撃の詳細情報を共有し、被害の拡大を防止するとともに、自社で発見した脅威度の高い脆弱性の分析や経験を広く一般に公開するなど、先進的なセキュリティ対策や手本となるCSIRT活動を行い、民間企業のサイバーセキュリティの向上に貢献している。
PHP の GD ライブラリの imagecreatefromgif 関数における値処理不備によりサービス不能攻撃が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.2.15 Thu 8:30