◆概要
PHP にサービス不能攻撃が可能となる脆弱性が報告されています。脆弱性を悪用されてしまった場合は、HTTP および HTTPS サービスに大きな負荷が掛かりサービスが停止してしまう可能性があります。PHP を用いた Web アプリケーションを運用している場合は、PHP のバージョンをアップデートすることにより対策してください。
◆分析者コメント
当該脆弱性は imagecreatefromgif 関数に外部からデータを与えることが可能な Web アプリケーションのみが影響を受けますが、脆弱性を悪用する GIF 画像ファイルの作成が容易であるため、攻撃者が悪用する可能性がある脆弱性であると考えられます。可能であればアップデートを実施することにより対策することを推奨します。
◆深刻度(CVSS)
[CVSS v2]
4.3
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2018-5711&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P)
[CVSS v3]
5.5
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2018-5711&vector=AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H
◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの PHP が影響を受けると報告されています。
- PHP 5 系: 5.6.33 未満
- PHP 7.0 系: 7.0.27 未満
- PHP 7.1 系: 7.1.13 未満
- PHP 7.2 系: 7.2.1 未満
RPM、dpkg などの OS ベンダ個別のパッケージからインストールした PHP を用いている場合は、パッチの適用状況が異なるため、各 OS ベンダの情報を参照してください。
◆解説
PHP の画像処理ライブラリである GD に、値処理の不備に起因するサービス不能攻撃を可能とする脆弱性が報告されています。
PHP にサービス不能攻撃が可能となる脆弱性が報告されています。脆弱性を悪用されてしまった場合は、HTTP および HTTPS サービスに大きな負荷が掛かりサービスが停止してしまう可能性があります。PHP を用いた Web アプリケーションを運用している場合は、PHP のバージョンをアップデートすることにより対策してください。
◆分析者コメント
当該脆弱性は imagecreatefromgif 関数に外部からデータを与えることが可能な Web アプリケーションのみが影響を受けますが、脆弱性を悪用する GIF 画像ファイルの作成が容易であるため、攻撃者が悪用する可能性がある脆弱性であると考えられます。可能であればアップデートを実施することにより対策することを推奨します。
◆深刻度(CVSS)
[CVSS v2]
4.3
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2018-5711&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P)
[CVSS v3]
5.5
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2018-5711&vector=AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H
◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの PHP が影響を受けると報告されています。
- PHP 5 系: 5.6.33 未満
- PHP 7.0 系: 7.0.27 未満
- PHP 7.1 系: 7.1.13 未満
- PHP 7.2 系: 7.2.1 未満
RPM、dpkg などの OS ベンダ個別のパッケージからインストールした PHP を用いている場合は、パッチの適用状況が異なるため、各 OS ベンダの情報を参照してください。
◆解説
PHP の画像処理ライブラリである GD に、値処理の不備に起因するサービス不能攻撃を可能とする脆弱性が報告されています。