BBソフトサービス株式会社は10月30日、「インターネット詐欺リポート(2017年9月度)」を発表した。本レポートは、同社の「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーなどを分析したもの。これによると、9月のインターネット詐欺サイトの検知数は1,687,561件で、前月より14.55%増加した。内訳は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが82.48%、フィッシング詐欺サイトが14.22%、マルウェア感染サイトが0.09%、ボーガスウェア配布サイトが2.87%、ぜい弱性悪用サイトが0.34%を占めていた。OSごとのネット詐欺種類別検知率では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合がWindowsで54.62%、Androidで92.16%、iOSで91.63%となっている。全体ではフィッシング詐欺サイトの検知率が増加し、OS別ではWindowsでのワンクリック・不当請求詐欺サイト検知率が減少している。