「PacSec 2017 セキュリティカンファレンス」が11月1日および2日、青山セントグレース大聖堂(東京)において開催される。カナダdragostech.com inc.の主催による本カンファレンスは、PWN2OWN脆弱性発見コンテストで知られる「CanSecWestセキュリティカンファレンス」の日本版。海外で開催される最前線の情報セキュリティカンファレンスと同じレベルのイベントに、日本にいながら同時通訳付きで参加できることが最大の特長。今年のPacSecでは、参加費の値下げを継続し、早期登録は35,000円、通常登録は40,000円(ともに税抜)で参加できる。2日間にわたるカンファレンスは1トラックで、11本の講義が予定されている。また、今回も賞金付き脆弱性発見コンテスト「Pwn2Own」の一環として、モバイルデバイス脆弱性発見に特化した「Mobile Pwn2Own」がTrendMicro社の脆弱性リサーチ部門Zero Day Initiative(ZDI)との協力で同時開催される。「Mobile Pwn2Own」で提供される予定の賞金総額はUS$500,000(約5,600万円)となる見込みだという。