ランサムウェア、標的型攻撃など、2016年の脅威を総括したレポート(シマンテック) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.08.24(木)

ランサムウェア、標的型攻撃など、2016年の脅威を総括したレポート(シマンテック)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

株式会社シマンテックは6月15日、「インターネットセキュリティ脅威レポート第 22号(ISTR: Internet Security Threat Report, Volume 22)」の日本語版を公開した。レポートはPDFファイルで77ページに及ぶもので、「標的型攻撃:スパイ活動、妨害活動、破壊活動」「メール:マルウェア、スパム、フィッシング」「Web攻撃、ツールキット、オンラインでの脆弱性の悪用」「サイバー犯罪と闇市場」「ランサムウェア:企業および消費者への恐喝」「新しい領域:IoT、モバイル、クラウドの脅威」について、それぞれ詳細に解説している。

またレポートでは「2016年の数字」として、過去の数字との比較を行っている。情報漏えいでは、総件数は1,209件と前年(1,211件)とほぼ変わっていないが、1,000万件以上の個人情報が流出した情報漏えいの件数は15件と、前年の13件から増加している。漏えいした個人情報の件数は11億件と前年の5.64億件から倍増、1回の情報漏えいで流出した個人情報の平均件数も927,000件と前年(466,000件)から倍増した。

モバイルの脆弱性は増加傾向にあり、2014年は200件(iOS:178件、Android:12件、BlackBerry:10件)であったのが、2015年は552件(iOS:463件、Android:89件)、2016年には606件(iOS:290件、Android:316件)となっている。特にAndroidの9脆弱性が急増している。一方で、Androidを狙う新たなモバイルマルウェアファミリーの数は減少しており、2016年は4件にとどまった。このほか、企業が使用するクラウドアプリの平均数や、IoTへの攻撃の頻度が増加していることも挙げている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 日本の従業員がサイバー攻撃を受けた経験は世界平均の約半分、意識の甘さも(A10)

    日本の従業員がサイバー攻撃を受けた経験は世界平均の約半分、意識の甘さも(A10)

  2. Black Hat参加者が感じる自組織の課題は「OSのパッチとアップデート」(Cylance)

    Black Hat参加者が感じる自組織の課題は「OSのパッチとアップデート」(Cylance)

  3. サイバー犯罪者に人気の電子カルテ、しかし10万台の医療機器がネットに露出(トレンドマイクロ)

    サイバー犯罪者に人気の電子カルテ、しかし10万台の医療機器がネットに露出(トレンドマイクロ)

  4. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  5. 「顔貌売人 ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬」柳井 政和(ブックレビュー)

  6. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  7. パフォーマンスを最も低下させるアプリはSamsung製アプリがトップに(Avast)

  8. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  9. IoT機器の遠隔操作を狙う通信が1年で6.4倍に増加--年次レポート(NRIセキュア)

  10. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×