ランサムウェアの歴史と未来 - 世界最初のランサムウェアはフロッピーを郵送?(ESET)[Security Days Spring 2017 レポート] | ScanNetSecurity
2020.01.27(月)

ランサムウェアの歴史と未来 - 世界最初のランサムウェアはフロッピーを郵送?(ESET)[Security Days Spring 2017 レポート]

IoT機器に対する脅威は各所で語られているが、フィッツジェラルド氏は、上記のような事象とランサムウェアなど、複数の脅威が組み合わさることで「Ronsomware of Things」とも呼べる状態が危惧されるとした。

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NOD32という名称で知られた時代から、現在に至るまで国内に熱心なファンの多いセキュリティソフトESET。

Security Days Tokyo Spring 2017(3月8日~10日)にあわせて来日し、基調講演に登壇した ESET 社の Core Research and Development、Senior Research Fellow、ニック・フィッツジェラルド氏は、「集中する脅威(Emerging and Conversing Threats)」と題する講演を行った。

中心となったテーマのひとつは、いま問題となっているランサムウェアの進化の歴史と今後の脅威に関するものだ。広がるIoTによってランサムウェアが、より凶悪なものになる可能性もあるという。

●1989年 - シェアウェアを装った世界初のランサムウェア「AIDS」

世界最初のランサムウェアといえば「AIDS」と呼ばれるマルウェアだということを知っている人は多いだろう。2015年末あたりから国内でも被害が広がったころ、AIDSについて触れる記事、コラム、SNSへの投稿などが目立ったからだ。しかし、そのAIDSから端を発したランサムウェアがその後どんな変化をとげていったか、現在「ランサムウェア」と呼ばれるものの直接の原型はなにか、そして今後はどんな被害が問題になっていくのかを述べたものは少ない。

以下、氏の講演内容をベースにこの点を整理していこう。

《中尾 真二》

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