独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月6日、株式会社三菱東京UFJ銀行が提供するAndroidアプリ「株式会社三菱東京UFJ銀行」にSSL/TLSダウングレード攻撃が可能となる脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは3.7。Android アプリ「株式会社三菱東京UFJ銀行」 ver5.3.1、ver5.2.2 およびそれ以前は、サーバとの通信時にSSL v3.0 が指定のレスポンスを受けた場合、そのままSSL v3.0での通信を行ってしまう脆弱性(CVE-2016-7812)が存在する。この脆弱性により、暗号化された通信内容の一部が中間者攻撃によって解読される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。