日本マイクロソフト株式会社は10月12日、2016年10月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は10件で、このうち最大深刻度「緊急」は7件、「重要」は4件、「警告」は1件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで38件。今回発表された内容は以下の通り。「緊急」MS16-118:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3192887)要再起動MS16-119:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3192890)要再起動MS16-120:Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3192884)要再起動MS16-122:Microsoft ビデオ コントロール用のセキュリティ更新プログラム(3195360)要再起動MS16-127:Adobe Flash Player 用のセキュリティ更新プログラム(3194343)要再起動「重要」MS16-121:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3194063)再起動が必要な場合ありMS16-123:Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3192892)要再起動MS16-124:Windows レジストリ用のセキュリティ更新プログラム(3193227)要再起動MS16-125:診断ハブ用のセキュリティ更新プログラム(3193229)要再起動「警告」MS16-126:Microsoft Internet Messaging API 用のセキュリティ更新プログラム(3196067)要再起動このうち、MS16-118およびMS16-126(CVE-2016-3298)、MS16-119(CVE-2016-7189)、MS16-120(CVE-2016-3393)、MS16-121(CVE-2016-7193)、は脆弱性の悪用が確認されており、ゼロデイ脆弱性の状態となっていた。