CD音源ファイル公開していた利用者の情報を開示するようISPに命じる判決(RIAJ) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

CD音源ファイル公開していた利用者の情報を開示するようISPに命じる判決(RIAJ)

RIAJは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)5社に対する発信者情報開示請求訴訟の判決について発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
一般社団法人 日本レコード協会(RIAJ)は9月7日、インターネットサービスプロバイダ(ISP)5社に対する発信者情報開示請求訴訟の判決について発表した。これは、同協会会員レコード会社が権利を有する市販音楽CD音源を、ファイル共有ソフト「Cabos」を利用してインターネット上で違法にアップロード(公開)していた10名の行為が各レコード会社の著作隣接権(送信可能化権)を侵害しているとして、損害賠償請求等を行うため、該当者の氏名、住所およびメールアドレスの情報開示を求めていたもの。

しかし、ISP5社が発信者情報の任意開示に応じなかったため、2016年3月より各地方裁判所に発信者情報開示請求訴訟を提起していた。東京地裁および名古屋地裁は8月、各ISPに対し、利用者10名の発信者情報を会員レコード会社に開示するよう命じる判決を下した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×