株式会社NTTドコモ(ドコモ)は6月14日、株式会社i.JTBで発生した不正アクセスにおいて、同社の提携先のひとつにドコモが提供する「dトラベル」サービスも含まれていることから、dトラベルについても個人情報が外部に流出した可能性があるとの報告を受けたと発表した。現在のところ、個人情報流出の事実は確認されていないが、個人情報が外部に流出した可能性があると特定されたユーザには、予約時に登録されたメールアドレス宛てに順次メールにて連絡するとしている。対象となるのは、2014年2月27日から2016年3月21日までの間に、dトラベルを使ってオンラインで国内宿、国内ツアー、海外ツアーを予約したユーザで、約33万名が該当するという。流出した可能性のある個人情報は、「氏名(漢字、カタカナ、ローマ字)」「性別」「生年月日」「メールアドレス」「住所」「郵便番号」「電話番号」「パスポート番号」「パスポート取得日」の一部または全部。なお、クレジットカード番号、銀行口座情報、旅行の予約内容は含まれていない。