独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月23日、Flexera Softwareが提供するFlexNet Publisherの「lmgrd」およびベンダ固有のサーバプログラムにバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは9.8。「FlexNet Publisher 11.12.1.2 およびそれ以前に含まれる lmgrd」および「ライセンス管理のため lmgrd と通信するベンダ固有のサーバプログラム」には、文字列コピー機能が原因でバッファオーバーフローを引き起こされる脆弱性(CVE-2015-8277)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によってサーバ上で任意のコードを実行される可能性がある。JVNではアップデートを行うよう呼びかけている。