ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は12月15日、福岡地裁が福岡県内の20代男女に対して著作権法と商標法違反で有罪判決を下したと発表した。この事案は、2014年11月10日頃から同月28日にかけて、BSA加盟企業であるマイクロソフトコーポレーションの「Office Standard 2010」の海賊版をヤフオク!で販売するとともに、同社の商標登録「MICROSOFT OFFICE」と類似する商標を掲載して「Microsoft Office Professional Plus 2010」のプロダクトキー販売に関する広告を大手通信事業者が管理するサーバに記録して利用者に閲覧させたとするもの。福岡県警サイバー対策犯罪課と粕屋署が6月16日付で逮捕し、福岡地検が7月7日と29日付で起訴していた。