ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は10月9日、「都道府県別職場の不正コピー報告数番付」を発表した。これは、過去3年間にBSAの情報提供窓口に報告された職場におけるソフトウェアの不正コピーに関する情報を都道府県別にまとめ、相撲の番付になぞらえたもの。東日本と西日本のエリアは、NTT東日本とNTT西日本の区分に準じている。番付では、東日本では東京都(42.2%)、神奈川県(6.1%)、北海道(4.0%)、埼玉県(2.5%)と続き、西日本では大阪府(11.1%)、愛知県(3.8%)、福岡県(3.4%)、兵庫県(2.6%)となり、不正コピーの情報提供がゼロだったのは島根県だけであった。職場における不正コピーの情報提供は、大阪府の約4倍となる東京都を含む東日本が63.9%を占めていることから、BSAでは「東高西低」型の状況であるとしている。