独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月20日、Hewlett-Packard Development Company L.P.が提供する「ArcSight Management Center」および「ArcSight Logger」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは5.0。「ArcSight Management Center v2.1 より前のバージョン」および「ArcSight Logger v6.1 より前のバージョン」には、XSSの脆弱性(CVE-2015-5441)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。