独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月13日、ピーシーエッグ株式会社が提供するオープンソースのホームページ更新システム「pWebManager」にOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは6.5。「pWebManager 3.3.9a およびそれ以前」「UTF-8 版 pWebManager 3.3.9a およびそれ以前」「PHP4 用 pWebManager 2.2.2 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2015-7774)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品に編集者としてログインする権限を持つユーザによって、サーバ上で任意のOSコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。