独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月19日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社が各製品向けのセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。影響を受けるのは下記の通り。「Safari 8.0.8未満」「Safari 7.1.8未満」「Safari 6.2.8未満」「iOS 8.4.1未満」「OS X Yosemite v10.10.4 およびそれ以前」「OS X Mavericks v10.9.5 およびそれ以前」「OS X Mountain Lion v10.8.5 およびそれ以前」「OS X Server v4.1.5未満」。想定される影響は各脆弱性により異なるが、任意のコード実行、情報漏えい、サービス運用妨害(DoS)、権限昇格などの影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに各製品を最新版へアップデートするよう呼びかけている。