株式会社東陽テクニカは2月19日、米Zimperium社とモバイル・サイバー・セキュリティ事業の強化を目指した戦略的パートナーシップを確立し、国内での同ソリューションの正式販売を開始したと発表した。Zimperium社は、モバイル端末用サイバー攻撃対策ソリューションを開発・提供する会社。東陽テクニカは、2014年10月31日付で国内総代理店契約を締結し、2015年2月18日には同社に対し100万米ドル(約1.2億円)を出資している。東陽テクニカが販売を開始する「zMTD」は、モバイル端末および通信サービスを提供する通信事業者や端末製造業者、モバイル端末の業務利用を推進する官公庁や企業を対象としたモバイルセキュリティツール。iOSおよびAndroidのOSを搭載するスマートフォン等、各種モバイル端末にインストールすることで同端末の通信を常にモニターし、あらゆるセキュリティ問題を検知する。また、異常な通信やモバイル端末の振る舞いを検出し防御する仕組みのため、ゼロデイ攻撃にも対応する。