脅威情報などをカスタマイズ、独自統合型プラットフォーム(東陽テクニカ) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

脅威情報などをカスタマイズ、独自統合型プラットフォーム(東陽テクニカ)

東陽テクニカは、同社の社内カンパニーであるSLCが独自統合型プラットフォーム「TOYOクラウド」を開発、4月1日よりリリースすると発表した。

製品・サービス・業界動向
「TOYOクラウド」上の脅威インテリジェンスサービス
株式会社東陽テクニカは3月23日、同社の社内カンパニーであるセキュリティ&ラボカンパニー(SLC)が独自統合型プラットフォーム「TOYOクラウド」を開発、4月1日よりリリースすると発表した。同プラットフォームは、世界のさまざまなセキュリティベンダのセキュリティサービスから収集するセキュリティ情報を、独自に統合・一元化、ユーザごとにカスタマイズしたダッシュボード上でワンストップに提供する。

セキュリティエンジニアに対しては、分析されたダークウェブを含む脅威情報や攻撃予兆を通知し、また速やかな対策を打つことができるようSNS機能を搭載、いつでも同社のサイバーリスク分析(CRA)チームが運営するサポートデスクに問合せができる。経営者に対しては、事業へのサイバーセキュリティリスクの大きさを把握して対応方針の意思決定を速やかに行うことができるよう、統計的なセキュリティ状況を可視化してリアルタイムに提供する。

今回、TOYOクラウド上で提供が開始されるサービスは、イスラエル諜報機関出身アナリストの経験を元に開発された専用エンジンを使って、インターネット上の顧客に関係する脅威情報を自動収集・分析し、脅威状況や攻撃予兆を可視化する「脅威インテリジェンスサービス「TOYOサイバースレットハンティング」(年間ライセンス(最小構成) 6,720,000円(税別)から)。および、AIログ解析サービス「TOYOサイバースレットアナリシス」(年間ライセンス(最小構成) 780,000円(税別)から)。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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