ハロウィーンの仮装用衣装を破格で販売する偽サイトを確認--月次レポート(BBソフトサービス) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

ハロウィーンの仮装用衣装を破格で販売する偽サイトを確認--月次レポート(BBソフトサービス)

BBソフトサービスは、「インターネット詐欺リポート(2014年10月度)」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
BBソフトサービス株式会社は11月19日、「インターネット詐欺リポート(2014年10月度)」を発表した。本レポートは、同社の「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーなどを分析したもの。これによると、10月のインターネット詐欺サイトの検知数は837,747件で、前月と比べて14.2%増加した。ネット詐欺の種類別では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが88.8%(前月比5.8ポイント減)、フィッシング詐欺サイトは10.1% (同5.2ポイント増)、マルウェア感染サイトは0.0%(同増減なし)、ボーガスウェア配布サイトは0.6%(同0.4ポイント増)、脆弱性悪用サイトは0.5%(同0.2ポイント増)であった。

OSごとのネット詐欺種類別検知率では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合がWindowsで22.52%、Androidで90.36%、iOSで88.20%となっている。また10月は、ハロウィーンの仮装用衣装販売を装った詐欺サイトを検知した。85%オフという大きな値引きで注意を引く手口で、購入しても商品が送られてこないだけでなく、個人情報を盗み取られるという被害に遭う可能性もある。ハロウィーンは日本でも数年前から定着し、多くのメディアで仮装パーティーの模様が取り上げられることも多く、犯罪者集団のターゲットになったものと想定している。このような詐欺サイトは、廉価販売によって集客を行い、違法なコピー品、粗悪な商品が送られてくるだけでなく、商品が送られず代金を搾取されるなどの被害が報告されている。また、クレジットカード情報を悪用されるケースも確認されており、二次的な被害に発展する可能性もあるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×