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2018.12.14(金)

工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン5 「ワンタイムアタッカー」 第15回「ワンタイムパスワード」

「それは……そうですが、そんなすぐにばれるようなことをするわけないでしょう」 「そうかもしれないが、ワンタイムパスワードのトークンは、世界中でただひとりあんたしか持っていない。他のヤツには、できない。そうだろ」

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「それは……そうですが、そんなすぐにばれるようなことをするわけないでしょう」

「そうかもしれないが、ワンタイムパスワードのトークンは、世界中でただひとりあんたしか持っていない。他のヤツには、できない。そうだろ」

「……実はさっき私はアクセスしていないんです。さっきアクセスしようと思ってトークンを出してパスワードを表示させていたら、緊急会議に参加するように言われて……それで席を離れたんです。誰かが、ワンタイムパスワードを盗み見していたら、アクセスできたと思います」

「もし盗み見だって言うんなら、その時近くにいたヤツが犯人だ。誰がやったって言うんだ?」

「……周りは、みんな会議に行ってましたから、近くには誰もいませんでした」

山内が答える。

「我々が社長室に行った時、離れた席の経理と人事しかいませんでした」

片山がつけくわえた。

「状況を最初から、くわしく教えてもらおう」

《一田和樹》

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