株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(SST)と株式会社ビットフォレストは10月9日、bashの脆弱性(通称:Shellshock)を狙った攻撃の件数と傾向に関する考察を発表した。これは、SSTがサービス提供しビットフォレストが技術提供を行うWAFサービス「Scutum」において観測したもの。Scutumでは、9月25日時点でbashの脆弱性に対応しており、今回の公表を注意喚起の一環としている。なお、現在導入されているWebサイトは650以上という。両社によると、9月25日に約1,000件の攻撃が観測されて以来、その数は増加しつつあり、9月28日と10月2日には1日で6,000件、10月4日には7,000件を越える攻撃が検知された。13日間の該当攻撃総数は合計53,565件。期間内の1サイトに対する平均攻撃件数は約6.1件/日となる。FQDNを特定した攻撃は256サイトで検知されており、この数は、集計時点でのScutum導入サイトの約38%にあたる。一方、IPアドレスのみを指定した攻撃も、973のIPアドレスで検知されており、bashの脆弱性を狙った攻撃が日本国内の一般的なWebサイトに対して、幅広く行われている現状を示す結果となった。攻撃は「脆弱性の有無を探るだけの攻撃」と「一般的なコマンドインジェクションと同様に、バックドアを仕掛ける攻撃」の2種類があると推察している。