株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(SST)と株式会社ビットフォレストは4月19日、SaaS型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)サービス「Scutum」の処理能力を改善し、対応トラフィックを従来の10Mbpsから100Mbps以上へ拡充した新サービスの追加を発表した。4月から報告されている大規模SQLインジェクション攻撃(LIZAMOON)へも対応した。新サービスでは、これまで「Scutum」のメニューでは対応できなかった10Mbpsから100Mbps以上への対応を拡充し、国内Webサイトの99%以上が利用できるようになった。また、「セキュリティの確保」と「クラウドサービスを利用・クラウドサービスへの移行」を両立できるため、クラウドへの移行にともなうセキュリティの低下が原因となる「セキュリティ意識が高い企業ほど、クラウド化に踏み切れない」という問題を解決する。さらに、従来一般的だった「アプライアンス型WAF」と比較して、約50%のコスト減を実現する。(吉澤亨史)http://www.securesky-tech.com/topics/2011/20110419n2.pdf