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第四章 トークン
オレは、まんまとワンタイムパスワードのトークンを手に入れた。
パソコンを開いてネットに接続する。そこからアメリカのVPNに入り、バカ社長の口座にアクセスした。
ID、パスワード、そしてワンタイムパスワードを入力すると見事にログインできた。これでここにある金をいただける。
三千万ドル!
だが、全部いただくわけにはいかない。一定金額以上の送金を指定すると、電話で確認されるのだ。そんなことをされたら困る。オレは、控えめな金額を指定した。これくらいなら、大丈夫なはずだ。
第四章 トークン
オレは、まんまとワンタイムパスワードのトークンを手に入れた。
パソコンを開いてネットに接続する。そこからアメリカのVPNに入り、バカ社長の口座にアクセスした。
ID、パスワード、そしてワンタイムパスワードを入力すると見事にログインできた。これでここにある金をいただける。
三千万ドル!
だが、全部いただくわけにはいかない。一定金額以上の送金を指定すると、電話で確認されるのだ。そんなことをされたら困る。オレは、控えめな金額を指定した。これくらいなら、大丈夫なはずだ。