株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(SST)と株式会社ビットフォレストは2月26日、WAFサービス「Scutum」導入Webサイト内の任意の箇所にキャプチャ認証を追加する「キャプチャ認証追加機能」を4月より提供すると発表した。また、現在β版として提供している携帯電話を利用した「SMS 認証追加機能」を6月より正式版として提供する。Scutumは、SSTがサービス提供を、ビットフォレストが技術提供を行っている。キャプチャ認証は、ユーザ認証や購入決定など重要な処理を行う際に、コンピュータが認識しづらい文字列の入力を利用者に促すことで、自動化されたユーザ認証等への攻撃を防止するための機能。Scutumを導入しているWebサイトでは、本機能を利用することによりWebアプリケーションに一切の変更を加えることなく、ログインなどのユーザ認証や決済画面など任意の箇所にキャプチャ認証を導入できる。またSMS認証は、携帯電話のショートメッセージを用いてユーザ認証を行うもの。認証するために携帯電話の実機が必要なため、自動化されたユーザ認証への攻撃を防御できる。