株式会社FFRIは2月19日、ネットバンキング利用者を狙うMITB(Man in the Browser)攻撃を解析し、対策に必要な情報を抽出する「MITBマルウェア対策サービス」の提供を同日より開始したと発表した。不正送金被害が発覚し、MITBマルウェアへの感染が疑われる場合、金融機関が被害者の感染端末を確認するために技術者を派遣するといったことが必要となる。また、感染端末から解析に必要となる情報を回収するのは高度な専門知識が求められるが、そういった知識を持つ技術者の数には限りがあり、対応が遅れてしまうケースも見受けられる。