フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)は12月12日、Fortinetが非営利独立研究機関であるSRIインターナショナルとともに、監視制御システムである「SCADA」に対する分化型ネットワークセキュリティに関する研究を行うための戦略的提携に合意したと発表した。SRIインターナショナルは、SCADAの研究を牽引する組織として全国的に認められており、米国国土安全保障省の科学技術局が設置するサイバーセキュリティ研究開発センターに対し、技術、経営、管理面でのサポートを提供している。米国国土安全保障省のサイバーセキュリティ研究開発センターに対するSRIインターナショナルのサポートを指揮するUlf Lindqvist博士は、次のように「セキュリティ脅威は動的であり、セキュリティ防御も効果を出すためには動的である必要がある。フォーティネットと協力することで、SCADAネットワークおよびシステムに関わる実世界のセキュリティ問題に対し、スケーラブルなソリューションを開発していけるようになる。フォーティネットと力を合わせ、我が国の重要なインフラストラクチャの保護に貢献できることを嬉しく思う」と述べている。