日本マイクロソフト株式会社は12月11日、2013年12月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り11件で、最大深刻度「緊急」が5件、「重要」が6件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで24件。内容は以下の通り(深刻度順)。なお、11月28日に公開されたセキュリティ アドバイザリ「Microsoft Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される(2914486)」には対応していない。
「緊急」 MS13-096:Microsoft Graphics Component の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2908005)再起動が必要な場合あり MS13-097:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(2898785)要再起動 MS13-098:Windows の脆弱性 により、リモートでコードが実行される(2893294)要再起動 MS13-099:Microsoft Scripting Runtime オブジェクト ライブラリの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2909158)再起動が必要な場合あり MS13-105:Microsoft Exchange Server の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2915705)再起動不要