独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月5日、Attachmate Corporationが提供する「Verastream Host Integrator(VHI)」にサーバ上の任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。すべてのプラットフォームの「Verastream Host Integrator 7.5 SP 1 HF 1」など複数のバージョンには、VHI Session Serverの処理に問題があり、VHI Session Serverに細工したメッセージを送信することで、サーバ上の任意のファイルを上書きされる脆弱性(CVE-2013-3626)が存在する。これによりサーバの管理者権限を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が本脆弱性を修正するHotfixを提供しているため、情報を参照するよう呼びかけている。