独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月25日、CS-Cartの提供するショッピングカートシステムである「CS-Cart」に検証不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「CS-Cart version 3.0.6 より前のバージョン」には、決済に関する情報の検証に不備(CVE-2013-0118)が存在する。この脆弱性が悪用されると、不正な決済情報で商品購入手続きを行われる可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、旧バージョン(3.0.x および 2.2.x)への対策パッチも公開されているという。