独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月7日、株式会社レーベルゲートが提供する音楽データのダウンロードソフト「moraダウンローダー」に実行ファイル読み込みに関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「moraダウンローダー ver.1.0.0.0」には、実行ファイルを読み込む際のファイル検索パスに問題があり、意図しない実行ファイルを読み込んでしまう(CVE-2012-5188)が存在する。この脆弱性が悪用されると、プログラムを実行している権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお開発者によると、当該製品は起動時に自動的にアップデートが適用される。