「Android版ロケタッチ」に複数の脆弱性、位置情報が漏えいする可能性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

「Android版ロケタッチ」に複数の脆弱性、位置情報が漏えいする可能性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、NHN Japanが提供するスマートフォン向けの位置情報を記録するアプリケーションである「Android版ロケタッチ」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月21日、NHN Japan株式会社が提供するスマートフォン向けの位置情報を記録するアプリケーションである「Android版ロケタッチ」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「「Android版ロケタッチ 3.4.6 およびそれ以前」には、情報管理不備の脆弱性(CVE-2012-5183)および暗黙的Intentの扱いに関する脆弱性(CVE-2012-5182)が存在する。この脆弱性が悪用されると、Android端末のログ情報を閲覧する権限のあるアプリケーションによって、当該製品が記録している非公開タッチ(居場所登録)の情報を取得されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×