独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月14日、コルネ株式会社が提供するショッピングサイトを構築するためのWordPressプラグイン「ACCESS REPORT」にクロスサイトスクリプティング(XSS)およびクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Welcart 1.2.1 およびそれ以前」には、XSSの脆弱性(CVE-2012-5177)およびCSRFの脆弱性(CVE-2012-5178)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、当該製品の管理者ページ上で任意のスクリプトが実行されたり、当該製品にログインしたユーザが、カートに商品を登録した状態で悪意のあるページを読み込んだ場合、商品の購入手続きが完了させられる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。