独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月2日、Pebbleの提供するオープンソースのウェブログシステムである「Pebble」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Pebble 2.6.4 より前のバージョン」には、オープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2012-5170)、HTTPヘッダインジェクションの脆弱性(CVE-2012-4023)、記事が閲覧不能になる脆弱性(CVE-2012-4022)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で偽の情報が表示されたり、任意のスクリプトが実行されたり、Cookieに任意の値が設定されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。