独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月24日、Broadcom製無線チップセットを使用する複数の製品にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Broadcom製の無線チップセット「BCM4325」「BCM4329」を搭載する製品には、無線チップセットのファームウェアが原因でDoSの脆弱性(CVE-2012-2619)が存在する。この脆弱性が悪用されると、攻撃者によりDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに適切な対策を行うよう呼びかけている。