Trend Micro InterScan Messaging Security Suite における XSS および CSRF の脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.11.13(火)

Trend Micro InterScan Messaging Security Suite における XSS および CSRF の脆弱性(Scan Tech Report)

Trend Micro InterScan Messaging Security Suite (InterScan MSS) の管理コンソールにXSSおよびCSRFの脆弱性が報告されました。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
1.概要
Trend Micro InterScan Messaging Security Suite (InterScan MSS) の管理コンソールにクロスサイトスクリプティング (XSS) およびクロスサイトリクエストフォージェリ (CSRF) の脆弱性が報告されました。
リモートの第三者に利用された場合、InterScan MSS にアクセスするユーザのブラウザ上で不正なスクリプトが実行される、あるいは InterScan MSS 上でユーザの意図しない操作が実行される可能性があります。
現時点 (2012/10/9) では、これらの脆弱性を解消するパッチは公開されていないためパッチが提供されるまでの間、影響を受けるバージョンの InterScan MSS を利用するユーザは可能な限り以下の対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
・CVE-2012-2995
4.3
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2012-2995&vector=%28AV%3AN/AC%3AM/Au%3AN/C%3AN/I%3AP/A%3AN%29

・CVE-2012-2996
6.8
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2012-2996&vector=%28AV%3AN/AC%3AM/Au%3AN/C%3AP/I%3AP/A%3AP%29


3.影響を受けるソフトウェア ※
InterScan Messaging Security Suite 7.0/7.1 Linux 版
InterScan Messaging Security Suite 7.0 Solaris 版
InterScan Messaging Security Suite 7.1 Windows 版

※InterScan Messaging Security Virtual Appliance 7.0/8.0/8.2 も、この脆弱性の影響を受けることが、Trend Micro より報告されています。


4.解説
Trend Micro InterScan Messaging Security Suite (InterScan MSS) は、メッセージングゲートウェイにおけるウイルス対策およびメールコンテンツ管理を行うソフトウェアです。

この InterScan MSS の管理コンソールには、アップデートスケジュールを設定する initUpdSchPage.imss における src パラメータおよび Web レピュテーション許可 URL リストを設定する addRuleAttrWrsApproveUrl.imss における wrsApprovedURL パラメータの入力値チェックに不備があるため、入力文字列を適切にエスケープ処理せずに出力してしまうまたは任意のスクリプトを挿入可能な脆弱性が存在します。(CVE-2012-2995)

また同じく、InterScan MSS の管理コンソールには、アカウント作成ページ saveAccountSubTab.imss におけるリクエストデータの妥当性チェックに不備があるため、クロスサイトリクエストフォージェリ (CSRF) 攻撃が可能な脆弱性が存在します。(CVE-2012-2996)

これらの脆弱性を利用することでリモートの攻撃者は、クロスサイトスクリプティング攻撃を介して InterScan MSS にアクセスするユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行可能となる、あるいは InterScan MSS の管理者アカウントを作成するなどの不正な操作が実行可能となります。


5.対策
現時点 (2012/10/9) では、これらの脆弱性を解消する InterScan MSS 用のパッチはリリースされていません。

このため、管理コンソール (8445/tcp) への通信をファイアウォールなどでブロックする、あるいは以下の Web サイトを参考に、管理コンソールログイン時のタイムアウト値を短く設定することで、これらの脆弱性による影響を緩和することが可能です。

トレンドマイクロ サポート情報 JP-2078804:
http://esupport.trendmicro.co.jp/pages/JP-2078804.aspx


6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバー脅威分析センター

※Web非公開該当コンテンツ閲覧をご希望の方はScan Tech Reportにご登録(有料)下さい。

Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

(。・ω・)ゞ !!11月末迄 ScanNetSecurity創刊20周年特別キャンペーン実施中。会員限定 PREMIUM 記事読み放題。現在通常料金半額以下!!
(。・ω・)ゞ !!11月末迄 ScanNetSecurity創刊20周年特別キャンペーン実施中。会員限定 PREMIUM 記事読み放題。現在通常料金半額以下!!

サイバーセキュリティの専門誌 ScanNetSecurity は 1998年の創刊から20周年を迎え、感謝を込めた特別キャンペーンを実施中。創刊以来史上最大割引率。次は30周年が来るまでこの価格はもうありません!

×