独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月7日、FeedDemonが提供するRSS/Atom フィードリーダーである「FeedDemon」に任意のスクリプトを実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「FeedDemonバージョン 4.0 より前のバージョン」には、フィード内の情報をHTMLページに出力する際の処理が不適切なことが原因で、「Feed preview」を使用した際にユーザのブラウザ上でフィードに埋め込まれた任意のスクリプトが実行される脆弱性(CVE-2012-2634)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。