カスペルスキーは、同社Kaspersky Labのエキスパートによる「The Anatomy of Flashfake, Part 1」および「Part 2」を発表した。
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株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は5月29日、ロシアKasperskyが5月25日に公開したリリースの抄訳として、同社Kaspersky Labのエキスパートによる「The Anatomy of Flashfake, Part 1」を発表した。本レポートは、Mac OS Xのマルウェアの感染と配布の仕組みについての詳細な分析結果をまとめたもの。「Flashfake(Flashback)」が4月末までに748,000台以上のMac OS Xコンピュータにどのようにして感染したのか、技術的な詳細を伝えるもの。
このマルウェアは、被害者のコンピュータの検索結果をハイジャックすることによって引き起こされるクリック詐欺に誘導するために使われていた。さらにKaspersky Labのエキスパートは5月25日に「The Anatomy of Flashfake Part 2」も発表している。これは、マルウェアの追加機能を調べ、Flashfakeのサイバー犯罪者がクリック詐欺によって金銭を生み出すために使用している技術的な手法についての綿密な解析をまとめたものとなっている。 《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》