株式会社カスペルスキーは2月28日、Androidタブレット向けセキュリティアプリ「カスペルスキー タブレット セキュリティ」の無償提供を同日より開始したと発表した。提供方法はダウンロードのみで、対応するAndroid OSのバージョンは2.2から3.2となる。同社特設サイトから入手することが可能だ。本アプリでは、端末のファイルシステムにウイルスやその他悪意のあるプログラムがないかどうかを検査する、オンデマンドスキャンまたは定期スキャン、ファイルのアクセス時のスキャン、感染ファイルを駆除し、駆除に失敗した場合に削除する機能などを搭載する。オンデマンドまたは定期的な定義データベースのアップデートを行う。同社では、昨年リリースした「カスペルスキー モバイル セキュリティ 9」と同様に無償配布をすることで、Android端末へのセキュリティの必要性とユーザの積極的な利用を喚起し、国内のセキュリティ向上を目指すとしている。