郵便事業株式会社は5月22日、同社代々木支店において配達総合情報システムバックアップ用テープ1本を紛失したことが判明したと発表した。これは5月17日に発覚したもので、紛失したテープには同支店が配達を受け持つ、郵便番号の上3桁が「151」の地域における個人情報約8万件が記録されていた。記録されていた情報の内容は「全世帯の住所」「全世帯の氏名および事業所名(世帯主、家族、同居人の別)」「配達順路」「転居情報(転居者氏名、新旧住所、転送期間)」としている。なお、記録されていたデータは暗号化されており、閲覧には専用の機械が必要なことから、第三者による悪用の可能性は極めて低いとしている。