独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月26日、OSQAが提供するオープンソースのQ&Aサイト構築システム「OSQA」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「OSQA trunk revision 1234 より前のバージョン」および「OSQA バージョン 0.9.0 (Fantasy Island) Beta 3 およびそれ以前」には、XSSの脆弱性(CVE-2012-1245)が存在する。この問題が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。