ソニックウォールは10月3日、継続的データ保護製品「SonicWALL CDPシリーズ」の日本での発売を開始すると発表した。全世界で9月15日に発売をした「SonicWALL CDP6080B」を含む2機種を、日本において順次出荷する。本シリーズは、250名までの中小規模ネットワーク向けのCDP(継続的データ保護)製品。東日本大震災の一環で、企業の事業継続性(BCP)が注目される中、特にデータバックアップ体制構築を課題する中小規模の企業を対象に販売する。同社は従来からUTMやSSL VPN、メールセキュリティの3領域の製品を提供しており、新たにCDP製品を加えることで、より包括的に企業が抱えるリスクの低減をサポートするとしている。同社では大規模ネットワーク向け製品の一層の普及・拡大を目指すとともに、中小規模企業に対してもリスクをより低減しセキュアな環境を提供するために今後も事業を拡大していくという。(吉澤亨史)http://www.sonicwall.com/japan/press/press-20111003.html